★★いちじくミックスを食べていただいた方々から感想が届いています★★
★★いちじくミックスを使ったサラダ風料理も楽しめます★★
★【菜てっく】とは?
上の写真は、秋田県と山形県の県境にそびえ立つ鳥海山を私たちが住む秋田県にかほ市側から眺めたものです。冬に積もった雪が春に融け、
豊かな水となり大地に広がり、美味しく新鮮な野菜作りに欠かせない源となります。
そんな新鮮な野菜を使った加工食品をつくりたいと【菜てっく】を立ち上げ、鳥海ピクルスを商品化しました。
鳥海ピクルスとして、目指したいものが3つあります。
1つめは、地元の野菜などをつかったピクルスとして広めたいということです。健康に良いと言われる“酢”の効果で、高血圧等が原因となる病を少しでも減らせたらとの想いです。
2つめは、『ピクルスは酸っぱくて苦手』という方にも食べてもらえるようなフルーツ感覚のピクルスに仕上げることです。
いくら、『酢は体に良いから食べて』と言われても、酸っぱいのが苦手な人や、本能的にすっぱいものを毒として拒否反応を示す、小さなお子さんには食べてもらえません。
そこで、バランスのとれた甘酸っぱさを引き出し、デザートとしても食べてもらえるようなピクルスを追求しています。
そして、3つめは、おいしさに加え、見た目の美しさや可愛らしさも追求することです。
『きれい!可愛い!』と言ってもらえるよう、瓶の中の野菜や果物の形やレイアウトにもこだわり、一品一品、ていねいに、手作りで製造しています。
★なぜピクルスは体に良いといわれるのか。。。
ピクルスにはいろいろな効果があると言われています。
1.疲労回復
酢の効果で良く耳にするのが疲労回復効果です。酢を主原料として使うピクルスにも、この効果は備わっています。
普段生活をしていると体には自然に乳酸やピルビン酸などの疲労物質が蓄されてしまいますが、これらの疲労物質を
ピクルスの主成分である酢酸が分解してくれます。
2.食欲増進
ピクルスを一口食べるとほど良い酸味と甘みが広がります。その酸味が食欲をコントロールしている脳の摂食中枢に
働きかけて食欲がわいてくるのです。
3.消化不良対策
ピクルスを食べると酢が胃液の分泌を促し消化酵素のはたらきを活発にします。消化不良を改善する一助となってくれるので、
夏バテ気味の時にはもってこいの食べ物です。
4.ダイエット効果
ピクルスには体内の老廃物や有毒物質を取り除いてくれたり、アミノ酸が新陳代謝を高め体内に取り込んだ栄養分を消費する
ように働きかける効果があります。
そして、脂肪分解の役割を持つ酵素リパーゼを活性化させ、悪玉コレステロールを分解、さらに余分な栄養分を分解して蓄積
されるのを防ぐ働きを持っています。
5.便秘解消
酢自体に抗菌効果があり、これにより腸内の有害細菌を減らし腸内を活発にしてくれます。その時に蓄積された老廃物なども
一緒に便として排出してくれます。
6.冷え性解消
毛細血管の血液循環を良くする効果があり、結果として血行を良くなり体温が上昇します。
7.二日酔い防止
ピクルスを食べると肝臓の働きが活発になりアルコールの分解を早くしてくれます。
さらに、アルギニンというアミノ酸が弱った肝臓の機能を回復させる効果もあります。
8.血液サラサラ効果
ピクルスには、アラニン、ロイシンなどのアミノ酸が含まれています。このアミノ酸には、コレステロールが血管に溜まるのを
防ぐ善玉コレステロールを増やす働きがあります。
これがドロドロ血液の原因である中性脂肪やコレステロールを改善し、血液をサラサラにしてくれます。
9.高血圧の予防
ピクルスの酢酸成分が体に吸収され、細胞に入ると「アデノシン」という物質が分泌されます。
このアデノシンが血管を膨張させる効果があることから、全身の血液の流れを良くしてくれます。
その結果、血流が増え高血圧の改善に繋がります。
10.ストレスの解消
ピクルスに含まれているクエン酸はストレス解消にも大きく役立つと言われています。人間はストレスを感じると自律神経に
とてつもない負荷がかかります。
ピクルスに含まれるクエン酸は弱った自律神経に効果を発揮してくれるのです。クエン酸は神経の高ぶりを鎮め、自律神経の
働きを正常に保つ効果もあるのでストレス解消を助けてくれます。
★ミニトマトといちじくの栄養素とは。。。
鳥海ピクルスではいろんな野菜や果物を使っていますが、その中から、地元名産の『ミニトマト』と『いちじく』についてご紹介します。
●ミニトマト
リコピンとは、カロテノイドという自然界に存在する色素の一種です。トマトの鮮やかな赤色は、リコピンの赤ということです。ミニトマトには、普通のトマトに比べて多くの栄養素が含まれております。
- 普通のトマト :100gあたり3mg程度
- ミニトマト :100gあたり8mg程度
リコピンには、強力な抗酸化作用があり、不要な活性酸素を除去するはたらきがあり、以下のような効果があります。
1.美肌効果
肌にとって有害な紫外線を浴びると、防衛のために大量の活性酸素が生み出されます。ところが、活性酸素の量が多すぎると、余った活性酸素は、体の細胞にダメージを与えてしまいます。その結果、肌の老化や、シミなどの各種肌トラブルの原因となってしまいます。リコピンの抗酸化作用は、余分な活性酸素を除去するはたらきがあり、肌トラブルを防ぎ、美しい肌をキープさせる効果があります。
2.ガン予防
リコピンには、ガン予防効果が期待できます。たとえば、肝臓ガン、大腸ガンについては、リコピンを摂取させたマウスを使った実験にてガン発症率が抑えられたという研究報告があります。また、有力なガン治療法のひとつに、放射線治療がありますが、この治療法は正常な体組織まで傷つけてしまうおそれがあります。ところが、マウスを使った実験によると、リコピンを摂取させたマウスのほうが、放射線によるダメージが少なかったそうです。ガンは、日本人の2人に1人ががかかるといわれており、3人に1人が、ガンで死ぬといわれています。リコピンを摂取し、少しでもガンへのリスクを減らしたいところです。
3.生活習慣病予防
過剰な活性酸素は、各種生活習慣病の原因となります。リコピンは、これらの予防にも有効です。
4.動脈硬化予防
動脈硬化は、血管内の悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素のはたらきにより酸化し、血管を硬くしたり傷つけてしまうことが原因のひとつです。リコピンの抗酸化作用は、悪玉(LDL)コレステロールの酸化をおさえ、動脈硬化を防いでくれます。
5.糖尿病予防
リコピンには、インスリンの効果を高めるはたらきがあります。インスリンは、血糖値を下げるはたらきをしてくれますが、活性酸素が過剰にあふれている環境では、はたらきが弱まってしまいます。リコピンの抗酸化作用によって、過剰な活性酸素が除去され、インスリンが本来の働きをするようになるのです。リコピンは、加熱したり、油と一緒に摂取すると吸収されやすくなります。
鳥海ピクルスの製造工程において、十分な加熱処理をしてますので、吸収面での効果も期待されます。
そのほか、ミニトマトに含まれるリコピン以外の主な栄養素含有量は、以下の通りです。
◆ミニトマトとトマトの栄養比較(可食部100gあたり)
カラーグラフ 食品成分表 五訂 (実教出版) より引用
上の表のとおり、ミニトマトは、普通のトマトよりも各種ビタミン、カルシウム、食物繊維が多く含まれています。
●いちじく
地元で栽培されているいちじく(ホワイトゼノア)
いちじくには、下記のような様々な栄養素が含まれています。
1.タンパク質分解酵素 - いちじくのフィシンやアミラーゼが消化を促進!!
いちじくの乳白色の液体には、フィシンが含まれています。フィシンはタンパク質分解酵素の一種で、豚肉などのタンパク質を分解し、消化を促進する効能があります。そして、いちじくはアミラーゼやリパーゼなどの消化酵素も含み、脂質や炭水化物(糖質)の消化も促します。これら消化酵素の効能により消化が促進されるため、胃の負担を軽減でき胃もたれや二日酔いの予防などに効果があります。
2.食物繊維ペクチンの効能は?- 便秘解消、糖尿病を予防する栄養
いちじくが含む栄養には、不溶性と水溶性の両方の食物繊維をバランスよく含んでいます。特にいちじくで注目されるのは水溶性食物繊維のペクチンです。ペクチンは、便を柔らかくして腸の蠕動運動を活発にする効能や、善玉菌の餌にもなって乳酸菌を増やし、腸内環境を整える栄養です。また、消化を促す効能が胃腸の負担を軽減し、便秘の解消や下痢の改善にも効果的なのがいちじくの特徴です。その他の働きとしては、ペクチンはコレステロール値や血糖値を下げ、糖尿病の予防にも役立つ栄養です。
3.むくみを解消する栄養カリウム - いちじくは高血圧も防ぐ効能あり
いちじくに含まれるカリウムにも注目です。ミネラルの一種であるカリウムには、体内の余分なナトリウムや水分を、尿や汗とともに体外に排出する働きがあります。
また、ナトリウムを排出することで、血圧の上昇を抑えるのにも役立ち、高血圧の予防に有効です。
カリウムの働きだけでなく便秘の解消も加わることで、カラダに不必要な水分や毒素が排出される効能が高まるため、いちじくはむくみの解消や改善に効果的です。
4.骨を丈夫にするカルシウム、鉄分やビタミンで貧血や美肌対策のサポート
「日本食品標準成分表2015」より (可食部100gあたり)
いちじくのカルシウムや鉄分は、果物類の中では比較的多めに含まれる栄養。骨を丈夫にしたり、鉄分不足で起こる鉄欠乏性貧血の予防・改善の効能があります。
いちじくと同様にタンパク質分解酵素を含む果物類で比較すると、いちじくのカルシウム量はキウイの次に多く含みます。
また、カラダを構成するのに必要不可なマグネシウム、亜鉛などの栄養は、量が少ないながらもバランスよく含みます。素早くエネルギーとなる果糖やブドウ糖、疲労回復に効果的なクエン酸などの栄養も含んでいます。
美肌作りに必要なビタミンB群が粘膜の保護や健康な肌を作り、肌荒れを防ぐ効能がいちじくにはあります。
5.アントシアニンとザクロエラグ酸 - アンチエイジング効果、メラニン抑制
アントシアニンや、ザクロエラグ酸などの栄養も、いちじくには含まれています。アントシアニンは、ぶどうなどに含まれているポリフェノールの一種で、いちじくの果皮や果肉の赤い部分に多い栄養です。アントシアニンの抗酸化作用が活性酸素を抑制して、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を防ぐ働きがあります。また、メラニン色素を抑える効能が期待される「ザクロエラグ酸」も、しわやシミなどの肌の老化予防に優れる栄養ですから、アンチエイジングにも役立ちます。この他にも、いちじくの乳白色の液体に含まれるベストアルデヒドの働きが、アントシアニンとともにがんを抑制する効能があると期待されています。
6.植物性エストロゲンも含む!女性の悩み月経前症候群の緩和効能
いちじくの栄養の中には、女性ホルモンに似た構造を持つ、植物性エストロゲンが豊富に含まれています。植物性エストロゲンは、いちじくの種子の部分に多く含まれている成分です。女性ホルモンに作用して、乱れたホルモンバランスを整える効能があります。
そのため、女性特有の症状であるPMS(月経前症候群)や生理痛、さらには更年期障害などの緩和に効果があります。
また、血液の主成分である鉄もいちじくには含まれるため、女性に多い鉄欠乏症貧血の予防にも有効でしょう。
いちじく(生)の100gあたりの成分表(Tr:微量、-:未測定「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)
以上のように、ミニトマト、いちじく、ともに豊富な栄養素を含んでいます。
そんな野菜がたっぷり入った鳥海ピクルスをぜひご賞味ください!